マンガ『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 』14巻を読みました。
発売日の0時から入手!
ビバKindel!
楽しみに待ってました!
12月からずっと、後何日ってカウントダウンしていた程(本当)。
主人公は女子高生の黒木智子(くろきともこ)。
人見知りと自意識過剰によって、中学時代の智子には友達が1人しかいませんでした。
唯一、威張れる対象は、3つ下の従妹の『きーちゃん』ぐらい。
そんな智子が高校で友達を増やし、女子にモテモテになってしまうというお話。
楽しいポイントはいくつかありますが、1番は智子の性格でしょう。
※あくまでも個人の感想です。
何かあると、心の中でツッコミます。
基本的には正しいけど、曲がった方向から見ているせいで、決して口に出せないような事ばかり。
エロも大好きなので、友達にエロい服を試着させたり、妄想いっぱいのツッコミも出てきます。
末恐ろしい女子高生です。
2番目は、智子によって来る女の子達。
※あくまでも個人の感想ですってば。
智子は卑屈で、素直じゃなくて、かなりクセがあるので、寄ってくる子もクセがあります。
智子の弟に惚れていて、近寄る女はメスブタ呼ばわりする琴美。
智子に惚れていて、ストーカー寸前のJKうっちー。
智子を純粋な良い子だと勘違いしている真子。
智子が誰かほかの子と仲良くしていると、嫉妬してくるゆり。
などなど、ホントに、みんないい味出してます。
そんな子達が、智子の前では、皆なぜか素の自分を出してしまうんですよね。
何か惹きつけるものを持ってるという設定。
3番目のポイントはキャラの服装。
書き込んではいないけど、出てくるキャラ性格と好みを表現してます。
例えば、大人っぽい子はちゃんと大人っぽい服を、4人グループは、4人とも似たような服を来てたりして。
セリフやキャラ付けと同じレベルで、服装があるんです。
私はこのマンガを見て、これまで服や帽子、アクセサリーの書き込みを蔑ろにしてきたんだなと痛感しました。
反省します。
他にも、セリフ回しや吹き出しの形とか、みーんなホントによく考えられてます。
このマンガはいっぱい詰まってます。
サイコーです!
さて14巻では、高校3年になった智子が、GWに友人と大学のオープンキャンパスへ。
と言うか、周りのみんなが智子と同じ大学に行きたくて、誘ってきたのです。
うん、女子高生ぽくて良い。
同じ千葉の高校生でも、共依存とか言い出さなくて、素直に読めます。
しかし、これは女子大生編をやる布石ですかね。
女子大生とか、今から楽しみですが、そこまでやらなくても良い気もしますな。
高校卒業で、パッと終わるのもきれいかも。
気になった方は、ガンガンオンラインで最初と最新の数話を読めるので、是非是非お試しください。
絵がシンプルですが、それは我慢して、内容をご賞味ください。
以上、マンガ『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 』14巻のレビューでした。