2019年05月14日

マンガ『レイリ』6巻

マンガ『レイリ』6巻を読みました。
3年半の連載もついに完結。
6巻まで読んできて、

ああ、レイリはこういうマンガだったのか

と、分かりました。
勝手に『あずみ』みたいなのを想像してたんですがね。
※4巻のレビューはこちら





主人公のレイリは、武田信勝の影武者となり、甲斐の武田に身を寄せていました。
このときの武田軍の大将は武田勝頼。

織田(信忠)軍が攻めてきたので、武田勝頼は新府城を築いて迎え撃ちます。
と思ったら、家臣の謀反により新府城を手放す羽目に。
さらに、頼った先の小山田信茂からも、岩殿山への入城を拒否されて四面楚歌。
武田軍はついに滅亡してしまうのです。

この下はネタバレなので隠します。

しかし、ただ滅ぼされるのを待っていた訳ではありません。
武田信勝が明智光秀を焚きつけ、織田信長を殺害させる原因を作ったことになってます。

えええ、本能寺の変をここで持ってくるんかい!

その他、レイリは、徳川家康が関西から逃げる際に、武田を裏切った穴山玄蕃頭(あなやまげんばのかみ)を暗殺したり、土屋昌恒の息子の平三郎を徳川家康に紹介したりと、歴史的な行動をいくつかやってます。
あー、規模は小さいけど、やっぱり、あずみに近いかも。


読んでいてツライです。
武田に限らず、みんな簡単に裏切るんですもん。
親戚だったり、妻子を人質に取られていたとしても。
昔は寿命が50年ぐらいだし、子供でも責任取って殺されるから、自分しか信用してないんでしょうね。

あとは城について。
新府城の計略が足止めなのとか、岩殿山の計略が敵味方問わず攻撃させるのって、ちゃんと史実に則ってるんですね。
今まで岩殿山って良いイメージで好きだったのにキライになりました。
もう使いません(本当)。



この漫画は武田勢の本です。
武田好きな、城好きな方はお試しください。
織田信長は酷く書かれているので、織田勢の方は読まない方が良いでしょう。
徳川勢はどちらでも良いです。





以上、マンガ『レイリ』6巻のレビューでした。続きを読む
posted by エカテリーナ at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ