マンガ『ハピネス』の6巻を読みました。
吸血鬼になってしまった少年と、その周囲のお話。
天才、押見修造先生による、ちょっと悲しいホラーサスペンスです。
岡崎誠(おかざき まこと)は普通の気弱な高校生だったのですが、吸血鬼の少女に首を噛まれ、そこから生活が一変します。
別の吸血鬼に襲われたり、誠をいじめていた、いじめっ子Aを殴ったり、誠の周りだけでもイベントが盛り沢山。
さらに、いじめっ子Aまで吸血鬼になってしまい、いじめっ子Aの周辺も大きく変わっていきます。
そんな中、吸血鬼になる前から誠と親交のあった、五所雪子(ごしょ ゆきこ)にも魔の手が忍び寄り、命を狙われますが、かろうじて死を免れます。
それから10年程経過、とここまでが5巻まで。
6巻では、雪子の頑張って生活する日常を綴っています。
しかし、雪子の葛藤や、誠に対する断ち切れない感情を見て取れます。
そして、世間一般の吸血鬼に対する認識が薄い事や、吸血鬼を崇める宗教が存在することも。
雪子の強い思いを、そして次巻(7巻)へ期待させる巻として楽しめました。
ただ、1巻分、丸々を雪子に使う必要はあったのかは、少々疑問が残りますが
1巻が2017年9月21日までは無料で読めます。
この機会に是非どうぞ。
※Kindle版ゼロ円なのを確認してダウンロードしてください。
以上、『ハピネス』6巻のレビューでした。
2017年09月11日
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