原作が七烏未奏先生、作画が森 あいり先生の作品です。
Kindleのオススメに来ていたので、出来心でつい購入してしまいました。
タイトルのまんまで、異世界に転生した主人公が温泉になってしまうお話し。
温泉に入った客(冒険者)の体力や状態異常を回復してくれます。
温泉???
転生したら○○になったパターンはありますが、主人公が温泉とか・・・
この発想は素晴らしい!
温泉と言ったらお客さんが来るわけですが、お客の数は経験値と同じで、入ってくれた数に応じてレベルアップ・・・
温泉がレベルアップ???
一体、どんな仕組みか分かりませんが、レベルアップによって、温泉施設が増えていきます。
最初は野ざらしの岩風呂だったのに、塀が出来たり、男湯と女湯に分かれたり、場内放送が出来たりと、施設が充実していくのです。
驚きの連続です。
ちなみに、場内放送は、お客さんと主人公(温泉)との意思疎通に使われます。
なお、温泉なだけあって、女性の裸がたくさん出てきますが、全くエロを感じさせません。
斬新過ぎる内容が気になってしまうのです。
ただ、斬新さで売れるのも1巻まで。
この先は、内容を広げていかないと、すぐに飽きてしまうでしょう。
今後の展開が大いに気になる作品です。
原作は『小説家になろう』で発表されていたようですが、見つけられませんでした。
商業化に伴い、作品を引き上げた模様。
続きを読みたかったのですがしょうがありません。
コミックは『コミックウォーカー』で連載中。
更新は遅めですが、2巻を期待して待つことにします。
以上、『異世界温泉に転生した俺の効能がとんでもすぎる』1巻のレビューでした。