マンガ『ロッタレイン』1〜3巻を読みました。
作者は松本剛先生。
心身障碍、人間不信、嫉妬、離別、死別など、いろいろ詰まった作品です。
玉井一(たまい はじめ)はバス運転手をしていましたが、心身の疲労が重なって、大事故を起こしてしまいます。
怪我で入院した、はじめの前に、はじめと母親を捨てた父親が現れ、新潟の父親の元に引っ越すことになりました。
新潟には、父親の家族がおり、その中に、美少女・初穂(はつほ)がいたのです。
はじめと初穂は次第に魅かれ合うのですが、周りはそれを許しません。
当たり前です。
初穂は13歳なんですから。
初穂は妻の連れ子だったので、血縁関係はありません。
ただ、はじめは30歳で、初穂との年の差は17歳。
何より初穂が13歳というのがネックになってます。
17歳差でも、37歳と20歳だったら、問題にならないのに・・・
はじめの周りは酷い人ばかりなのもツライ。
特に、はじめの父親。
はじめと、はじめの母親を捨てておいて・・・
勿論、良い人もいるんですが、ラストでは・・・
冒頭でも書きましたが、それ以外にも要素が埋め込まれてます。
もし自分だったら、と何度も考えさせられました。
内容は、言いたいけど言いません。
これは読んで、お確かめください。
今年もたくさんのマンガを読んで来て、この作品がベスト1とは言えませんが、5本に入る程度に秀作です。
割引とか無料とか無いですけど、おススメします。
是非どうぞ。
以上、マンガ『ロッタレイン』1〜3巻のレビューでした。
2017年12月19日
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