ブラボー!
ハラショー!
なんて楽しい映画なんでしょう!
この映画を見るに当たり雑念に捕らわれたくなかったので、直前にトイレを済ませて臨みました。
その御蔭で、無事(?)に夢中になる事が出来、エンディングまであっと言う間でした。
タイトルの『レディ・プレイヤー1』は、昔の格闘ゲームの冒頭で表示される
Ready Player1
の事。
プレイヤー1よ、準備しなさい!
ですな。
ストーリーをできるだけ簡単に。
2045年の地球は資源不足(映画内ではシロップ不足と表記)と政治が機能しないせいで大荒れ。
そんな世の中なので、人々はVRのゲームに現実逃避するのが大流行してます。
中でも、『オアシス』と言うゲームは、富豪の創始者が死んでしまい、直後に動画で
ゲーム内でお宝を見つけたプレイヤーに、資産を譲る
と宣言したから、文字通り命を賭けてプレイする程に。
主人公のウェイド(プレイヤー名はパーシヴァル)もお宝を目指して日々プレイする1人です。
ウェイドはゲームを勝ち抜き、巨万の富を得る事が出来るんでしょうか???
この映画の凄いところは、何と言ってもビジュアル!!!
通常のレースシーンだけでも動きの激しいバトルなのに、そこにキングコングやティラノザウルスが現れ、滑らかにレースを邪魔してきます。
CMでも出てきた場面です。
これだけでも映画を見る価値がある!
とか言って、私は2D(普通の映画)で見ちゃったんですよ・・・
上記のレースシーンは映画が始まって15分位の場面なんですが、この時点で2Dで見たことを後悔しました。
なので、明日(金曜日)にもう一度4D(シートが動き、風やミストが出る)+VR版を見に行くつもりです。
お値段も2,900円と高いんですけどね。
そして登場するモブ(群衆)やマシン、セリフ、アイテムもオタク心をくすぐります。
モブにはストリートファイターの春麗や、オーバーウォッチのトレーサー、バットマン、キャットウーマンなどが登場。
ヒロイン・アルテミスの乗るバイクはAKIRAの金田スペシャルだし、ウェイドのマシンはデロリアンのバックトゥザフューチャー仕様。
ウェイドがアルテミスに誘われてクラブに行くのに、コスプレ(?)したのはプリンスやマイケルジャクソン。
BGMにはプリンスの『I Wanna Be Your Lover』やトゥイステッド・シスターの『We're Not Gonna Take It』など70〜80年代の曲が満載で、涙が出てきます。
途中、ホラーの場面(何の映画なのかは見てのお楽しみで)では本気でビビりました。
と、両手離しでおススメする映画ですが、1つだけ欠点が・・・
エンディングが凄く長いんです。
クレジットが延々とロールし、なんと15分!!!
長いのを予測して時計を見て置いたのが功を奏しました(違う)。
なので、混雑がイヤな方はペンライトなどを用意し、エンディングになったら速攻で退室しましょう。
ホント楽しいので、是非観てください。
※でも賠償はしません。
その際には、出来るだけIMAX 3Dか4D+VRでどうぞ。
私の様に、普通の2Dで見ちゃうと絶対に後悔します。
以上、映画『レディ・プレイヤー1』のレビューでした。