タイトルの『ハコ』とは交番の事で、交番にお勤めの、女性警察官の方たちのお話。
元女性警察官だった泰三子(やす・みこ)先生による、超体育会系縦社会での血と汗と涙と人情に溢れるコメディマンガです。
コミックモーニングで毎週読んでいた為、買う気はなかったんです。
でも、一巻のオビのアオリ(読者を盛り立てる煽り文句)の
職質受けたやつ、切符切られたやつ、
いいからこれ読んで
落ち着け♡
を見て、つい買ってしまい、それからずっと買い続けてます。
止められん。
主人公は新任の女性警察官の川合麻依(かわい まい)。
※名前は作中に出てきてません。
基本的に町山交番で勤務してます。
その町山交番に、女性警察官の藤聖子(ふじ せいこ)部長が着任してきます。
刑事としてバリバリに働いていたのが、後輩へのパワハラで左遷されただけですけど・・・
この川合と藤の凸凹コンビが犯人逮捕や交通安全指導、似顔絵捜査官、行方不明者捜査と暴れまくります。
ホントに暴れまくってます。
捜査は勿論、飲み会を含めて、全てが全力投球。
非番の日は全力で休むのかと思ったら、何か事件があれば呼び出され、全力の仕事モードに切り替えてました。
どこまでが本当なのか分かりませんが、話半分としても警察官の方の苦労はとてつもない量なことが分かります。
また身体的に大変なのは予想できますが、それにも増して大変なのが精神的なダメージ。
激務に追われて心を痛め、被害者の心中を察して心を痛め、また死亡事故を見て心を痛めていきます。
新任である川合だけでなく、歴戦の強者である藤部長でさえも。
と内容からするとマジメな暗い話になりそうなところを、このマンガは上手くアレンジして味付けして明るく仕上げてます。
久々に、誰にでもおススメできるマンガの登場です。
2019年1月28日現在、Kindel版なら第一巻を無料で読めますので、是非是非お試しどうぞ。
※0円である事を確認してポチって下さい。
また、作者の泰三子(やす・みこ)先生のインタビューも現代ビジネスのサイトで読めますので、こちらも併せてどうぞ。
笑いと感動の合わせ技にハマること間違いなし!!!
以上、マンガ『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』5巻のレビューでした。