マンガ『君は放課後インソムニア』2巻を読みました。
『富士山さんは思春期』『猫のお寺の知恩さん』など、読者(主に私)を魅了するオジロマコト先生の作品。
本作もオジロマコト先生独特のテンポで進みます。
※1巻のレビューはこちら。

　



主人公は高校生、中見丸太（なかみ　がんた）と曲伊咲（まがり　いさき）。
2人は不眠症に悩んでいました。
しかし、偶然閉じ込められた天文台で、助けを待つ間に2人で寝たら、思いのほかスッキリと眠れました。
不眠症で眠れないのに、添い寝すると寝れちゃうとか、恋に落ちないワケが無いでしょ！

2巻では、2人とも天文部の部員となりました。
部活動もしなきゃいけないんだけど、天文部の部室である天文台が欲しいだけの素人なので、何をすればいいか分かりません。
そこで、OGの先輩から天文写真(?)のレクチャーを受け、写真を撮っていく事に。
天文写真なので、当然、夜ですよ。
夜中に2人で抜け出してハシャいで、そいで添い寝して・・・
ああ、羨ましい、じゃなくて微笑ましい。



オジロマコト先生のマンガって、説明じみたセリフが少ないんですよ。
出来る限り、絵で伝えてくる。
登場人物の心情を、表情や背景から読み取れる、数少ないマンガだと思います。
ドンドン読めちゃうけど、それならそれで、読み返して欲しいな。

連載はビッグコミックスピリッツ。
ウシジマくんが終わってしまって、もうスピリッツは読んでないので、この漫画は単行本だけ。
単行本が出るのを楽しみにしてます。

小学館のサイト『ビッグコミックBROS』で第1話が読めます。
是非、お試しどうぞ。

　

マンガ『君は放課後インソムニア』2巻のレビューでした。