2018年02月10日

ラノベ『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』9巻

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』の9巻を読みました。
むらさきゆきや先生による、ラノベ。
所謂、『異世界転生チート』モノですが、このシリーズ好きなんです。

 



MMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)クロスレヴェリでトッププレイヤーだった坂本拓真(さかもと たくま)は異世界で魔王ディアブロとして生きる事になりました。
ディアブロを召還したのはケモミミ娘のレムと、エルフのシェラ。
どちらも美少女です。

異世界では悪魔やモンスターがはびこっており、常に人間(エルフなど異種族含む)は生命の危機に瀕しています。
そんな悪魔たちを、ディアブロは強力な魔法で葬って行くのがメインストーリー。
例え、敵が魔王であっても、です。



9巻では、大魔王モディナラームが軍隊を引き連れ、ディアブロの住む街を襲って来たのですが、圧倒的な魔法で、見事に退治に成功します。
通常、ラノベのストーリーを言ってしまうなんて、絶対にあってはならないのですが、この本に関しては大丈夫。
どんな強敵が現れても、ディアブロが必ず勝つ事になっているからです。

お約束ってやつで、水戸黄門の印籠なようなもの。
読者もそれを承知しており、敵をどんな風に打ち破るかを待ち望んでいるのです。
※あくまでも個人の意見なので、ノークレームでお願いします。

そしてディアブロは童貞で、女の子(大人の女性)に言い寄られても、スキル不足で絶対に手を出さない(出せない)のもお約束。

お、遂に手を出すの???

と、ハラハラするのも楽しみの1つになってます。
そうなると、

そんな小説が面白いの?

とツッコまれるかもしれませんが、それでも面白いんだからしょうがありません。
女の子は可愛いし、エロいし、ディアブロは強いのです。
難しいことを考えず、軽く読めば楽しいでしょう(他人事)。



なお、コミックスも進んでまして、この小説版9巻とコミックス6巻が同時発売されてます。
コミックスはもっと気楽に楽しめるので、是非お試しください。

 


以上、ラノベ『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』9巻のレビューでした。
posted by エカテリーナ at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・ラノベ・アニメ

2018年01月23日

アニメ『ハクメイとミコチ』『りゅうおうのおしごと』『オーバーロード』『ポプテピピック』

今期もアニメを何本か見ているので、その話を少々。

まずは『ハクメイとミコチ』。
先日、コミックス最新刊を紹介しましたが、アニメもとても良いです。
声優さんの声がピッタリで、さらに心地よいBGMにより、コミックスの良さがボリュームアップしてます。
特に、第2話の歌姫のシーン。
エンディングテーマ曲を歌ったんですが、絵だけでは表現しきれない雰囲気を見事にフォローしてました。
今期、一番のおススメです。



次は『りゅうおうのおしごと』。
RPGの話ではなく、将棋です。
『りゅうおう』は将棋のタイトルの竜王の事。
若くして竜王となった少年と、少年に憧れて弟子入りした小学生のお話しです。
原作の小説では、もうちょっと将棋に対する熱意が書かれてますが、アニメでは少女を始めとする、周囲の女性方がメインになってる感じ。
もうちょっとしたら将棋の厳しい点や、醜い感情も表現してくれるだろうと期待してます。

以前NHK系でアニメ放映された『3月のライオン』とちょっとかぶるところがありますが、それは頭の中から一瞬だけ追い出して、新しい気持ちで見たいと思います。



続いて『オーバーロードII』。
タイトル通り、今回もアインズ様が好きなように暴れまわります。
トカゲ族侵攻編ですね。
原作を知っちゃっているせいで、あまり緊張感が無いのですが、それでも楽しく見てます。
主に、魔法のエフェクトを見て

おお、すげーーー

って言う為だけですが。



問題作は『ポプテピピック』。
あの・・・
このアニメについては、私ごときでは上手く伝える言葉がありません。
いや、実写も所々に入るので、アニメではないかもしれません。
たまに大笑いするシーンもありますが、殆どは

今の何???

と呆気に取られるだけ。
正に何でもあり。
これはハマりそうです。



最後に『からかい上手の高木さん』。
残念な事に、声優さんの声が合ってません。
※あくまでも個人の感想です。

声優さんは高橋李依さん。
いろんなアニメに出演されているし、城プロでもエディンバラ城、高遠城、クロンボー城などを演じているなど、多くの実績があります。
『このすば』のめぐみん役は私も大好きです。

でもねぇ・・・
今回も熱演されてますが・・・
私は第1話の冒頭で諦めました。
残念。



その他、原作を好きだった『刻刻』はもう少し貯まったらAmazonプライムビデオで一気に見る予定。
『ゆるキャン△』も同様。
原作を読んでませんが『恋は雨上がりのように』も同じく。



では、もうちょっと話が進んだら、経過を報告したいと思います。
posted by エカテリーナ at 07:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・ラノベ・アニメ

2017年12月16日

アニメ『ボールルームへようこそ』最終回

アニメ『ボールルームへようこそ』の最終回(第24話)を見ました。

先日、アニメ版がコミックスに追いついてしまったと書いた、その後の話です。
本当に追いついて、追い越してしまいました。
ただ、アニメでラスト(続き)は分かってしまいましたが、コミックスの続きは変わる可能性があるそうなので、その場合は追い越したという表現はちょっと違いますけどね。



ストーリーはコミックス9巻で紹介した通り。
富士田多々良(ふじたたたら)が、高校の同級生である緋山千夏 (ひやまちなつ)と一緒に競技ダンス(社交ダンス)に挑むお話しです。
そして、『東京都民ダンススポーツ大会』に出場しました。

普段、コミックスのレビューでは出来るだけ内容を濁して書いてますが、このアニメの結末を濁す必要はないでしょう。
予選を勝ち抜き、決勝戦で強敵の釘宮組に勝って、見事優勝を果たしたのです。
アニメではオナーダンス(表彰式後に、優勝ペアが皆の前で踊るダンス)に入った所でエンディング。
まるで、コミックスを含め、『ボールルームへようこそ』という作品が終わるかのような綺麗なシーンでした。

って、おいおい。
本来の目的は同世代のライバルと同じ舞台に立つ事であって、この『東京都民ダンススポーツ大会』で優勝するのは、その為の最低限の条件だったはず。
こんなに盛り上げて、本当に終わるつもりじゃないでしょうね・・・(キラン)



原作から読んでいたこともありますが、私としては、2017年秋〜冬アニメの中で、一番良かった作品。
Amazon Primeビデオで見れますので、Amazon Primeに入っている方は是非お試しください。

ちなみに2番目は『干物妹!うまるちゃんR』、3番目が『ネト充のススメ』で、どちらもAmazon Primeビデオで公開されてます。
posted by エカテリーナ at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・ラノベ・アニメ

2017年09月25日

ラノベ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』12巻

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』12巻を読みました。
このライトノベルがすごい!大賞を2014〜2016の3年連続受賞中の話題作。

 


主人公は、比企谷八幡(ひきがや はちまん)。
千葉県の高校に通う男子高校生で、『奉仕部』と言う変わった部活に入ってます。
『奉仕部』には、他に雪ノ下雪乃(ゆきのした ゆきの)と由比ヶ浜結衣(ゆいがはま ゆい)という美少女2人がおり、この3人で三角関係、いえ、奉仕部の活動をしていきます。
※千葉県の高校に通う千葉県民の話なのに、主人公を始めキャラクタ−の姓が神奈川県の地名です。



今作、12巻は11巻のすぐ直後から始まります。

11巻発売から2年以上かかった癖に、そこからかよっ!

読み始めてすぐにツッコんでしまいました(本当)。
そして他のキャラの話をしつつ、プロム(アメリカで高校の卒業式に行うダンスパーティ)へと進み・・・
あっという間に読み終わり、愕然としました。

そうですか・・・
11巻で提示された『最後の依頼』は全く解消されず、○儲けの為に出しただけですか・・・

これは・・・全くおススメできません。
次の13巻が出て、完結するまで読む必要が有りません。
もし13巻で終わってなければ、その次の14巻が出るまで読まなくても大丈夫。

ラノベや小説でガッカリしたことは何度もありますが、今作のショックは過去最大です。

以上、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』12巻のレビューでした。
posted by エカテリーナ at 02:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・ラノベ・アニメ

2017年06月11日

ラノベ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』12巻

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の第12巻を読みました。
名前は?ですけど、中身は割とまともな王道ファンタジーです。





物語全体を一言で表すと、

ベル・クラネルという少年が、女性にモテる(運命の女性に出会う)為に、ギリシャ神話系の世界のダンジョンで冒険する物語


です。

ラノベ界では、主人公がチート(他の冒険者にはない、超レア)スキルを持つのが定石で、このベル君も、御多分に漏れず、お持ちです。

成長速度が通常の数倍、つまり他人と比べて数倍の速度で成長するスキル


このスキルのおかげで、主人公は飛躍的に成長し、読者もあたかも自分が成長しているかのような感覚を共有できるのです。
と、言っても、成長速度が他人より速い程度なら、他のラノベでもあり、物凄いチートとまではいかないんですが、ベル君は成長速度効果に加えて、サブの効果まで有するという万能ぶり。
しかも、最初はサブ効果の存在が公になっておらず、ある時、突然サブの効果が判明します

なにそれ・・・
極悪すぎるでしょう


当初はその成長速度による疾走感でワクワクしましたが、5巻あたりから無理やり感が現れてきて、食傷気味です。
※あくまでも個人の感想です。

作者も、新しい冒険の場を用意し、目先を変えてきますが、中々解消しきれません。
※重ねて言いますが、あくまでも個人の感想です。



そして、12巻について、ネタバレしない程度に触れておきましょう。
これまでの冒険の結果、ベル君はレベルアップを果たしました。
多分、他の優秀な冒険者の10倍以上の速度で。

このレベルアップにより、所属するファミリー(チーム)に対し、冒険者ギルド(ハローワークみたいなもの)から、お達しが出ます。

ダンジョンの奥深くに行って、レアな素材を取ってこい!


みたいな感じ。

で、ファミリー(チーム)の仲間と一緒に冒険に出かけることに。
途中、強敵が現れてピンチになるんですけど、新キャラの助けを受けて、敵を倒します。
と、ここまで書いていて思いました。

ドラゴンボールかっ


言い過ぎました。

王道の展開です


自分で言うのもなんですが、フォローになってませんね。

と、言う訳で、結論です。

ドラゴンボールを好きなファンタジーを好きな方なら楽しめると思います。
1〜3巻位までは面白さを保証しますので、ぜひどうぞ。
※面白くなくても責任は負えません。

以上、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』12巻のレビューでした。
posted by エカテリーナ at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説・ラノベ・アニメ