むらさきゆきや先生による、ラノベ。
所謂、『異世界転生チート』モノですが、このシリーズ好きなんです。
MMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)クロスレヴェリでトッププレイヤーだった坂本拓真(さかもと たくま)は異世界で魔王ディアブロとして生きる事になりました。
ディアブロを召還したのはケモミミ娘のレムと、エルフのシェラ。
どちらも美少女です。
異世界では悪魔やモンスターがはびこっており、常に人間(エルフなど異種族含む)は生命の危機に瀕しています。
そんな悪魔たちを、ディアブロは強力な魔法で葬って行くのがメインストーリー。
例え、敵が魔王であっても、です。
9巻では、大魔王モディナラームが軍隊を引き連れ、ディアブロの住む街を襲って来たのですが、圧倒的な魔法で、見事に退治に成功します。
通常、ラノベのストーリーを言ってしまうなんて、絶対にあってはならないのですが、この本に関しては大丈夫。
どんな強敵が現れても、ディアブロが必ず勝つ事になっているからです。
お約束ってやつで、水戸黄門の印籠なようなもの。
読者もそれを承知しており、敵をどんな風に打ち破るかを待ち望んでいるのです。
※あくまでも個人の意見なので、ノークレームでお願いします。
そしてディアブロは童貞で、女の子(大人の女性)に言い寄られても、スキル不足で絶対に手を出さない(出せない)のもお約束。
お、遂に手を出すの???
と、ハラハラするのも楽しみの1つになってます。
そうなると、
そんな小説が面白いの?
とツッコまれるかもしれませんが、それでも面白いんだからしょうがありません。
女の子は可愛いし、エロいし、ディアブロは強いのです。
難しいことを考えず、軽く読めば楽しいでしょう(他人事)。
なお、コミックスも進んでまして、この小説版9巻とコミックス6巻が同時発売されてます。
コミックスはもっと気楽に楽しめるので、是非お試しください。
以上、ラノベ『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』9巻のレビューでした。